最後まで話題の尽きない東京オリンピックが閉幕し、手のひら返しを一段落ついた感のあるマスコミは、新型コロナの新規感染は予断を許さない状況が続くことを連日報道しています。(第5波も早く収束してほしいものです。)
そんな危機的な状況の中、中学受験生は毎日毎日、塾と家の往復で頑張っています。
受験生にとって最後の貴重な長期休暇である夏休みが、実質的な折り返し地点に差し掛かろうとしています。
学校や塾がお休みになる、お盆期間の過ごし方が大きな山場となり、夏休み後半に多大な影響を与えることは過言ではありません。
大手塾はお盆期間中イベント等を開催して、受験生のため普段と異なる勉強環境づくりをする工夫をしています。
そういったイベントに参加して、積極的に勉強に取り組むのもよし、独自に苦手分野の克服に取り組むのもよしで、前半でやや力を抜いてしまった受験生は、何かしらの成果を得るよう頑張って後半の巻き返しにつなげてほしいです。
ある塾の、ある学年で今月実施された公開テストで、教室生が全体1位を取ってきてくれました。初めての1位で親子ともども大喜びだったそうですが、お話をしてみると、お母様は冷静な分析をされています。
9月以降も模試が続きますが、成績が上昇しても下降しても、テストを冷静に見返して反省点を分析し、次につなげてください。