高槻中学の学習塾対象入試説明会に参加してきました。

   

 2026年度入試での主な変更点は、募集人員比の変更です。

 

 2025年度入試は、A日程 男子 約100名 女子 約80名

      

           B日程 男子 約60名 女子 約30名     

  

           合計 男子 約160名 女子 約110名  

   

 2026年度入試は、A日程 男子 約110名(増員) 女子 約90名(増員)

  

           B日程 男子 約40名 (減員) 女子 約30名(変わらず)

  

           合計 男子 約150名 女子 約120名   

  

  となり、男女比が 5:4となります。

   

      

    

   

 2025年入試結果の特徴についても、渉外担当部長から説明があり、とても参考になります。

  

 その中で、私が興味をもったものを一つ挙げると、

  

 A日程とB日程の両方受験し、両方合格した受験生が一定数いること。

   

 学校側の分析として、合格発表を見ずにB日程を受験する受験生が一定数いるのでは、ということでした。

  

 A日程は受験日翌日10:00に合格発表があり、その結果を見てから、そのまま同日午後入試であるB日程を受験することになります。A日程不合格の場合、B日程受験生のメンタルを心配して、まったく合格発表を見ずにそのままB日程を受験する受験生がいるのではということでした。

  

 他中学のようにコース別になっていれば、下位コースで合格した受験生がコースアップのため後期入試を受験するというのは、わかりやすい併願パターンです。コースを分けて募集していない高槻中は、A日程で合格していれば、B日程を受験する必要はないと考えられます。

  

  

 私自身、色々と考えさせられました。

  

 

   

 ある大手塾さんにおいて、高槻中学は、志望校別特訓で最難関中学の位置づけとなっているようです。

  

 昨年度は、高等学校授業料無償化の影響で、大阪府での中学受験率が関西で唯一上がっていたことは、記憶に新しいかと。

  

 SSHやSGH指定校として教育内容の充実、大学合格実績の躍進、大阪医科薬科大学との法人合併など、明るい材料の多い学校です。

  

 年々、志願者数が増加していますが、今年も人気が継続しそうかと。