先日、2月22日 スタジオキャンパス主催 第5回中学受験研究会に参加させていただきました。会場は、東京都港区にある普連土学園です。(帰りに見えた東京タワーが綺麗でした。)

率直な感想を述べると、前半の国語分科会から、かなり勉強になりました。鷗友学園・成蹊・東邦大学付属東邦の先生方が、2026年自校入試についての解説をしてくれます。実際に今年度入試問題作成・採点をされた先生方の解説です。これだけでも、貴重な機会です。
この会では学校の先生と塾講師・家庭教師の先生が半々の参加者だったそうですが、他校の先生方がその発表者に質問し、それに答えるというやりとりは聞いていて新鮮でした。
大手塾勤務時代、私自身は灘や西大和の入試問題作成者と入試問題のことについて、話をしたことはあります。ただ、学校の先生同士が入試関連のことについてする質疑応答を直で聞くのは、今までなかったと思います。同じ空間にいて、知見を深めることができたのはいい経験でした。

その後の全体会でも、早稲田アカデミーの先生方や声の教育社社長による2026年首都圏中学入試の概要説明を聞けたのも、大変勉強になります。

午前中に別会場で聞いた2026年のトピックである「サンデーショック」について、早稲田アカデミーの視点で説明をされています。応募者昨年比や併願割合の具体的な数字をみると、説明の論拠として納得させられます。午前中に聞いた森上氏の解説と比較しながら、その理解がさらに深まりました。

声の教育社 代表取締役の話は、過去問の売り上げとリンクした話で、別の切り口として興味深く話を聞けます。
最後のパネルディスカッションでは、複数の学校と塾の先生方が意見を交わす様子も新鮮でした。自塾に複数の学校の先生を呼んで、保護者の前で意見を交わすというものは経験があります。今回は保護者の前ではなく学校関係者・塾関係者の前ですが、そこに複数の塾の先生方が入って話し合うのはあまり見たことがないです。

資料としていただいた「中学受験研究会紀要」も素晴らしい内容です。その中でも、広尾学園国語科部長の掲載文が、国語を長年指導する私にはかなり参考になりました。大学入学共通テストを意識した複数テキスト型の出題について、他校の入試問題を分析されながら分類し意見を述べたものです。帰りの新幹線の中で、じっくりと読ませていただきました。
このような会に地方の小さな塾の一講師が参加させていただけたことを、主催者であるスタジオキャンパス 矢野耕平先生にこの場を借りて、お礼を申し上げます。
関西地方を中心に活動をしている人間ですが、首都圏中学入試について、今後も研鑽を重ねていきたいと思っています。
(普連土学園に初訪問の関西人は、「新渡戸稲造ホール」の名称が気になりつつ、新幹線に乗ってトンボ帰りでした。)