2026年度大阪星光学院中学の入試分析として、国語について私見を書いていきます。

    

 まずは、過去5年間の国語成績の概要から

    

      

 2025年度は、受験者平均点が2024年度より約7点上昇し、易化。直近10年でみても、受験者平均点が一番高かったです。そのため、2026年度は受験者平均点がある程度下がる予想はできたところです。

  

 2026年度はその予想通り、受験者平均点が68,5点と前年より-9,0点、合格者平均点が75,0点と前年より-8,7点と低くなり、前年度より難化しています。

 

 ただ、平均点がある程度下がったといっても、例年通りといえるような平均点です。そのため今年度も変わらず、漢字・大問3の語句問題は、出来る限り満点を目指してほしいところです。

 

 漢字の具体的な出題として、

     

 大問一「善意・不思議・遺伝・画角・提案」、

 大問二「浴・独自・移・修正・呼応」と基本的なものが多いです。

    

 ただ、物語文で出題された写真に関連する「画角」が、やや難しかったかと。今年の受験生はなんとか満点、最低でも10問中9問を確実に得点したいところです。

  

 今年の大問3の語句問題は、漢数字を含むことわざ・慣用句に関する空欄補充問題でした。二種類の語群で、一方が漢数字、もう一方がカタカナで与えられ、空欄にその語群からそれぞれ選んで、カタカナは漢字に直すというものでした。

 

 具体的な出題としては、「二の句が継げない、一刻を争う、十指に余る、百害あって一利なし、一寸の虫にも五分の魂」の五問です。このうち、「十指に余る」はやや難しかったとしても、残り4問は基本的出題といえ、確実にできてほしかったところです。

  

   

 2011年以降、大問3語句問題の出題結果は以下のようになります。

   

年度大問3問題形式
2026漢数字を含む慣用句・ことわざ空欄補充・語群あり・書き取り
2025二字熟語言い換え・語群あり・書き取り
2024三字熟語空欄補充・語群あり・書き取り
2023慣用句空欄補充・書き取り
2022四字熟語空欄補充・語群あり・書き取り
2021慣用句・二字熟語例文選択・書き取り
2020俳句空欄補充・記号選択
2019慣用句空欄補充・意味の記号選択
2018俳句季語ぬき出し・季節
2017四字熟語空欄補充
2016対義語空欄補充・語群あり・書き取り
2015慣用句空欄補充・意味の記号選択
2014四字熟語空欄補充
2013ことわざ記号選択
2012慣用句空欄補充・意味の記号選択
2011三字熟語誤字訂正

 

 ことわざ・慣用句はやはり抜きんでて、出題の多いことが分かります。

    

 星光中学受験生は、漢字に加えて、まず基本的なことわざ・慣用句は確実に得点できるようにしておく必要があります。そこから、来年度に出題されそうな三字・四字熟語や俳句に知識を広げていく感じでしょうか。

   

 大問1,2の文章題については、次回以降に。