2026年度大阪星光学院中学の入試分析として、国語について私見を書いていきます。
まずは、過去5年間の国語成績の概要から
| 教科 | 配点 | 年度 | 受験者 平均点 | 合格者 平均点 | 合格者 最高点 |
| 国語 | 120 | 2022 | 71.0 | 77.5 | 104 |
| 2023 | 64.0 | 71.0 | 100 | ||
| 2024 | 70.6 | 75.9 | 103 | ||
| 2025 | 77.5 | 83.7 | 108 | ||
| 2026 | 68.5 | 75.0 | 98 |
2025年度は、受験者平均点が2024年度より約7点上昇し、易化。直近10年でみても、受験者平均点が一番高かったです。そのため、2026年度は受験者平均点がある程度下がる予想はできたところです。
2026年度はその予想通り、受験者平均点が68,5点と前年より-9,0点、合格者平均点が75,0点と前年より-8,7点と低くなり、前年度より難化しています。
ただ、平均点がある程度下がったといっても、例年通りといえるような平均点です。そのため今年度も変わらず、漢字・大問3の語句問題は、出来る限り満点を目指してほしいところです。
漢字の具体的な出題として、
大問一「善意・不思議・遺伝・画角・提案」、
大問二「浴・独自・移・修正・呼応」と基本的なものが多いです。
ただ、物語文で出題された写真に関連する「画角」が、やや難しかったかと。今年の受験生はなんとか満点、最低でも10問中9問を確実に得点したいところです。
今年の大問3の語句問題は、漢数字を含むことわざ・慣用句に関する空欄補充問題でした。二種類の語群で、一方が漢数字、もう一方がカタカナで与えられ、空欄にその語群からそれぞれ選んで、カタカナは漢字に直すというものでした。
具体的な出題としては、「二の句が継げない、一刻を争う、十指に余る、百害あって一利なし、一寸の虫にも五分の魂」の五問です。このうち、「十指に余る」はやや難しかったとしても、残り4問は基本的出題といえ、確実にできてほしかったところです。
2011年以降、大問3語句問題の出題結果は以下のようになります。
| 年度 | 大問3 | 問題形式 |
| 2026 | 漢数字を含む慣用句・ことわざ | 空欄補充・語群あり・書き取り |
| 2025 | 二字熟語 | 言い換え・語群あり・書き取り |
| 2024 | 三字熟語 | 空欄補充・語群あり・書き取り |
| 2023 | 慣用句 | 空欄補充・書き取り |
| 2022 | 四字熟語 | 空欄補充・語群あり・書き取り |
| 2021 | 慣用句・二字熟語 | 例文選択・書き取り |
| 2020 | 俳句 | 空欄補充・記号選択 |
| 2019 | 慣用句 | 空欄補充・意味の記号選択 |
| 2018 | 俳句 | 季語ぬき出し・季節 |
| 2017 | 四字熟語 | 空欄補充 |
| 2016 | 対義語 | 空欄補充・語群あり・書き取り |
| 2015 | 慣用句 | 空欄補充・意味の記号選択 |
| 2014 | 四字熟語 | 空欄補充 |
| 2013 | ことわざ | 記号選択 |
| 2012 | 慣用句 | 空欄補充・意味の記号選択 |
| 2011 | 三字熟語 | 誤字訂正 |
ことわざ・慣用句はやはり抜きんでて、出題の多いことが分かります。
星光中学受験生は、漢字に加えて、まず基本的なことわざ・慣用句は確実に得点できるようにしておく必要があります。そこから、来年度に出題されそうな三字・四字熟語や俳句に知識を広げていく感じでしょうか。
大問1,2の文章題については、次回以降に。