2026年大阪星光学院中学 国語 入試問題 大問一、二の設問形式について、書いていきます。

 

 設問を知識問題(漢字・語句)・記号選択問題・抜き出し問題・記述問題の5分野の形式へ分類してみます。そして、それぞれ直近5年分の問題数を表にまとめました。

 

2022年度2023年度2024年度2025年度2026年度
漢字1010101010
語句55555
記号選択1091098
抜き出し00000
記述44 454
合計2928292927

 

 表にまとめてみると、一目瞭然でわかると思います。ここ最近、抜き出し問題が出題されていません。

  

 最後に抜き出し問題が出たのは、2018年度の大問二 物語文「友情」での問3です。くせが強い登場人物である立原君の「獰猛な行動」に関して、十字程度で抜き出す問題でした。

 2017年以前では、ほぼ毎年1問は抜き出し問題が出題されていました。2018年から、ぱたりと出題されなくなっています。

 だからといって、2027年度も抜き出し問題は出題されませんとは言いませんが、8年連続入試問題の形式が固定化されているようです。

   

 記号選択問題数について多少の差はあるも、ほぼ同じです。

 

 あと、差がありそうなのが記述問題の文字数かと思うので、過去5年だけ比較してみます。

 

年度大問文章問い文字数問い文字数総文字数
2022大問一物語文問360問5100―――
大問二論説文問450問680290
2023大問一物語文問360問580―――
大問二論説文問260問6100300
2024大問一物語文問340問5100―――
大問二論説文問360問5100300
2025大問一物語文問360問5100―――
大問二論説文問330×2問5100320
2026大問一物語文問360問690―――
大問二論説文問360問590300

   

 記述問題数だけでなく、総文字数も誤差20字以内とほぼ同じです。入試問題作成者が解答用紙作成の手間を省いているのではと勘繰ってしまうほど、記述問題の配置までがほぼ同じです。(問3と問5がほとんどです。)

         

 時間があれば、2018年からの解答用紙の変遷を比較してみると、面白いかもしれません。

      

 総文字数については、おそらく解答用紙に目一杯使える、制限字数がある記述問題の文字数の限界かと思います。これ以上の総文字数にすると、マス目の大きさを小さくしない限り1枚の解答用紙に収まらなくなります。

 もし今年度より総文字数が大幅に増えると、受験生・採点者の負担が大きくなってしまいます。現状維持が無難かと。

       

 以上から、近年の星光中学の国語文章題は、記号選択問題が9題前後と60字と90字前後の記述問題が4題出題されることが分かったと思います。

     

 それでは受験生はどの問題を得点していけばいいのかを、次回に書いていきます。