今回、低学年授業の根幹の一つとして実施する速読についてです。

昨年、開校1周年を記念して、「みんなの速読」を当教室に導入しました。

以前の塾で教えていれば、私は速読について正直色眼鏡で見ていたかなと。

ただ、今年4月最終的に西大和中学に進学した生徒がいたのですが、その生徒が当教室の授業を初めて受けた時、問題を解くスピードのあまりの遅さに驚きました。

以前から生徒間に読むスピードの格差を感じていましたが、具体的に効果的な方法論を考えたのはこの時からですね。

おそらく、これが速読導入の契機になったとは思います。[その生徒が入試問題を解くのに慣れていなかったのもありますが、制限時間50分間の中堅中学入試問題を50分で半分しかできなかった・・・もちろん、6年生の12月には星光や西大和の過去問を普通に解けるようにはなっています。]

「みんなの速読」導入から1年たって、今では導入して良かったかなと感じています。

何より生徒たちが読むスピードの早くなったことを実感しているようです。

(元々読むのが早い生徒は、本人曰く大差ないようですが・・・ただ、当教室の生徒全員が速読を導入しているわけではありません。公開テストで常に偏差値65以上を取る生徒には必要ないなど個々で事情は異なります。集団授業では全員していますが、個別指導だと希望者のみになります。特に、効果が出るのに一定の期間が必要との観点から、6年生から入室された方に基本的には勧めておりません。)

速読に取り組んでいる生徒は、一定の効果があることには間違いありません。中学入試においてデメリットはほぼないかと思えます。

低学年は、この速読の効果はもっとあるかなと感じます。

 

だからこそ、今回開校する低学年授業内で実施するのです。