先月、たまたまですが、二人の卒業生(現中学1年生)のお母様とお会いする機会がありました。

 お一人は、私が天王寺駅構内を歩いているとき、話しかけてくださいました。そのまま立ち話となり、定期考査の成績など本人の近況を伺うことになります。

 その話の中で、「中学に行って本をよく読むようになった。先生のおかげです。」とおっしゃってくれています。

 この生徒は国語の成績が確かに上昇して、第一志望校に合格したこともあり、当時から感謝していただいていました。(実際、この保護者のお知り合いの方が当教室にお問い合わせをいただいております。ありがとうございます。)

 お母様の話を伺いながら、私自身も本当に良かったとしみじみとしていました。

 それから数日後、もう一人の卒業生のお母様が、わざわざ教室に訪ねてくださいました。近くに用事があり、ふらっと寄っていただいたようです。そこでも、本人の近況の話になります。

 中学に入ってから、本人の新しい一面を垣間見るような部活のお話などを伺います。ここでも、私自身本当に良かったとしみじみとしていました。

 すると、その会話の中で、「中学に行って本をよく読むようになった。先生のおかげです。」とお母様から。

 実は、この二人、同じ中学に通っています。

 二人とも私が指導していたという共通点はありますが、小学校時代に塾も含めて何も接点はありません。そんな二人の保護者が同じことを私にお話しくださいました。

 もちろん子供たちの読書習慣は、指定図書を設定している中学校のおかげです。私の影響は多くはないかと思います。

 個人的にここの中学の入試問題が好きなこともあり、卒業生のお母様方のお話から、改めてこの中学の国語教育に感心させられました。