GW中、受験生は時間との戦いの中、塾のイベントに参加したり模試を受験したりとよく頑張りました。

 

 今は、運動会の練習や修学旅行など学校イベントをこなしつつ、所属塾の授業・宿題に一生懸命取り組んでいるかと思います。

  

 そんな中、教室生が、ある大手塾で開催された灘中模試で総合1位を取ってくれました。

 

 過去には、大手塾主催の灘中模試で総合2位や4位といった成績をとった教室生はいました。(彼らは、現在灘中に進学中です。)

 

 冠模試総合1位は、当教室において今までにない成績です。算数で総合点を稼いでいるのは間違いないですが、国語が足を引っ張っていると取れる成績ではありません。

  

 もちろん、受験本番は1月であり、あと8か月近くあります。まだまだ気が抜けない状況です。

 

 ですが、彼の頑張りを考えると、私自身は感慨深くなります。

 

 彼との付き合いは丸4年、今年で5年目になります。初めて出会った時、国語がかなり苦手な算数男子でした。(今でも算数がかなり得意な男子です。)

  

 2019年2月、開講間もない「低学年ベーシック授業」を受講し始めてくれます。それから小学5年生1月まで丸4年受けてくれました。小学4年生の2月から1年間は、私の個別指導と並行して受講してくれています。現在は個別指導のみで、点数の取り方を中心とした受験テクニックを私が指導しています。

 

 気さくなお母さんがおっしゃるのには、読書をするのは「低学年ベーシック授業」の時だけだったそうです。ですが、こつこつと積み上げるように「語彙」を頑張って増やしてくれていました。そんな頑張りが結果につながっています。

 

 全員にあてはまるお話ではないかもしれないですし、大手塾担当講師による指導の賜物とも思います。ただ、彼の頑張りを私は素直に称えたいです。