世間はお盆休みに入っています。
うすうす気づいていてはいましたが、今朝のいろいろな空きっぷりを目の当たりにすると、世間がお盆休みであることを実感させられました。
中学受験の大手塾もお盆休みに入るところが多いと思います。他業界に比べて、お休みが少ないと思われがちなので、私はお休みをとることはいいことだと思います。
ただ、大手塾の中でも一部の6年生は休むことなく、塾で授業などがあります。その中でも、関西では各塾において灘中など最難関中学を冠した模試が実施されています。夏の最重要イベント到来です。
教室生のみんなには、がんばってほしいと思っています。
近況を書いておくと、
先日、九州のとある生徒と話す機会がありました。
私自身、この塾業界にはそこそこの長さで在籍しているため、ある程度ベテランの域に達しつつあるかなと勝手に自覚していました。
しかし、そんなロートルにも、まだまだ学ぶことはたくさんあると思っています。
特に、各塾の教材には昔から個人的な興味がかなりあります。今も、テストも含めて、関西の大手塾の教材にはよく目を通すようにしています。
ここで詳細は触れませんが、各塾に特徴があって、勝手に面白く感じています。
ただ、それは関西限定の知識であって、全国的にみると知らないことだらけでした。
恥ずかしながら、独立してからはじめて、早稲田アカデミーの使用している主教材が、四谷大塚の予習シリーズであることを知りました。オリジナル教材ももちろんあるようですが、メイン教材として予習シリーズを使用していることに、驚嘆したのを覚えています。
大手塾というのは各塾ともオリジナル教材を使用して授業をするのが普通という、バイアスがかかっていたのだと思います。
その時から、最近改訂された予習シリーズを購入して勉強しています。「5年生の上」から見ていますが、レベル的にも丁度よく、デザインも洗練された素晴らしい教材だと感心しています。どこかの塾のように、訂正が当たり前のように乱発されることなく、安心感があります。
そこで、さきほどの九州の生徒との会話にもどります。
その生徒が灘中やラサールを目指す、九州の英進館に通う生徒でした。
保護者と教材やテストの話をしていると、英進館の主教材が四谷大塚の予習シリーズとのことに、ここでも驚いたわけです。
「すげえな、四谷大塚。これなら、未来のリーダー出まくるな」と心の中で呟いています。
改めて、英進館のホームページを見ると、確かに予習シリーズのくだりが書かれています。(8月の福岡堅樹の講演会も気になりました・・)
四谷大塚の偉大さに、改めて気づかされた夏でした。