夏休みがはじまったばかりなのに、ばたばたと過ごしてしまっているという方もいれば、のんびりと日々過ごしている方もいるでしょう・・・

前者は今年受験生である6年生だろうし、後者は4年生以下の方かもしれません。

みなさんは、まだ夏休み期間中であり、そして、その夏休みはあと3週間あまりしかありません。(大阪の小学校は8月25日や27日が始業式というところが多いです。一部の私立小学校や他府県だと9月1日や3日でしょうか。)

出来ることは限られてきます。

塾などの宿題を最優先にこなしていくことが大事です。

 

6年生にとっては、最後の夏休み、長期休みとあって、貴重な時間であることには変わりありません。

 

5年生にとっても、来年受験学年になるにあたり、現状を打破、維持するためには欠かせない期間です。

塾や学校の宿題をきちんとするのはもちろん、この時期に今までの復習(テストやテキストの解きなおしなど)を中心とした苦手分野の克服が大事です。

この夏がんばった生徒には間違いなく秋以降結果があらわれてきます。

 

国語が苦手な生徒は、まず漢字をしっかりと復習すること。そして、小学生の配当漢字をこの夏が終わるまでに一通り勉強しておくべきです。塾によって進度の違いがありますが、5年生のうちにやっておくべきです。

読解問題が苦手な生徒は、一学年下の簡単なドリルを本屋さんで購入して、一冊仕上げてみてください。簡単に感じるも全問正解できないと思います。そこに、本人の問題点・弱点がうきぼりになるはずです。易しい内容の文章なのに、なぜ答えを間違えるのか。問いを読み間違えているのか、文章内容をきちんと読み取れていないのか、いろいろと原因があります。自分が書いた・答えた解答にそのヒントがありますから、間違えた答えから原因を考えて改善していくことが大事です。

語彙力が根本的に欠けていることが原因だとしたら、言葉を調べ、ノートなどに書きとめ、それを見直すことが大事です。

6年生になってからはできないことが、『今』できます。

読書も時間を見つけてしてください。夏休み中に10冊は最低読む。それも、中学入試に頻出の本を読んでおくべきです。どんな本がいいか今後時間を見つけて書いていきますが、日能研のホームページに載せてあるので、それを参考にしてください。